103万円を超えた際の扶養控除について、また海外赴任の場合について
大学生です。
アルバイトの給料が103万を超えてしまいました。なので、親の扶養控除から抜けてしまい、親が支払う税金の額が上がってしまうと思うのですが、どれくらい上がってしまうのでしょうか。
親の年収は1000万円程度だと思います。その場合は所得税、住民税などどのくらい上がってしまうのでしょうか。
また、別途こちらも回答していただければありがたいのですが、親は海外赴任をしており、住民税は日本で納めていないと思います。そして、所得税も海外と日本で分かれていると思います。その場合は、上記の質問の場合と比べて、影響は小さくなりますでしょうか?
税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えますと、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
3.なお、上記の税負担増は、日本の居住者の場合になります。お父様は海外に赴任されておられるのであれば、非居住者になると思いますので赴任国の税法が適用されると思います。詳細については、赴任国での確認が必要になると思われます。
大変簡潔で分かりやすいご返答ありがとうございます。
赴任国がベトナムの場合だとどうなるか、などご存知ではありませんでしょうか?

ベトナムの所得税法についての詳細は把握してないため分かりませんが、出来るだけ調査してみます。詳細がつかめましたら、ご報告したいと思います。
本投稿は、2019年12月14日 00時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。