103万を超えてしまった場合について
今19歳の学生です。
アルバイトを2つ掛け持ちしていて年末なので103万を超えていないか計算をした所103万を超えてしまったのですが、親の扶養から抜けてしまうということでどれくらい自分と親に負担がかかるのでしょうか?
具体的に何が引かれるのかとかも知りたいです。
またその負担はいつからいつまでなのでしょうか?
来年は103万を超えなかったらまた親の扶養にはいれるのでしょうか?
たくさん質問してしまいすみません。
お答えしてくれたら有難いです。
税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えますと、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円(年税額)
親の年収が分からないため所得税の税率は20%とします。この負担増は、相談者様が扶養を外れた時点の給料から毎月控除されます。
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円(年税額)
この負担増は、翌年の6月からの給料から毎月控除されます。
3.相談者様は、年収が130万円以下であれば、勤労学生控除を受けられます。この控除を受ければ所得税は非課税になります。
4.相談者様の年収が翌年103万円以下になることが確実であれば、翌年の1月から親の扶養に戻れます。
本投稿は、2019年12月26日 13時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。