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勤労学生控除に関して 掛け持ちアルバイトの場合

初めてご相談をさせていただきます。
現在大学生で親(片親家庭)の扶養に入っています。今年の給料を計算したところ、103万円を超えると想定されます。今年はAとBの2つの店でアルバイトしており、Bは退職済みです。そして新たにCのアルバイト先での採用が決まっております。(Aでのお給料が1番多いです)

自信で調べたところ、103万円以上128万円以下であれば、勤労学生控除を申請することによって住民税だけが親の負担になると知りました。
そこで3つご質問です。
⑴勤労学生控除の申請は、今年であれば12月末に行う認識で合っていますでしょうか。また128万円以下であれば、国民年金の学生免除も受けられるのでしょうか?

⑵勤労学生控除を受ける場合、①1番給与の多いAで勤労学生控除の申請を行い、②Cのアルバイト先でAとCの源泉徴収票をもとに確定申告を行う。でよろしいでしょうか?退職済みのBのお店の手続きが難しいのですが、必要でしょうか?

⑶128万円に抑え、勤労学生控除の申請をした場合の親の負担はどのくらいになるでしょうか。(おそらく250万円以下です。)
また、親が行う手続きはありますでしょうか。
知識不足で申し訳ないですが、ご回答いただけると幸いです。

税理士の回答

1.勤労学生控除は、12月の年末調整でも確定申告(翌年の2/16-3/15)でも受けられます。
2.以下の様になります。
①Aに扶養控除等申告書を提出していて年末まで勤務していれば受けられます。しかし、B,Cの収入があれば確定申告が必要になります。
②CにおいてAだけの源泉徴収票では年末調整はできません。
3.親の負担は以下の様になります。
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x5%=31,500円
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
相談者様の年収が103万円を超えてしまえば、勤労学生控除を受けても親の負担は減りません。また、親は相談者様が103万を超えることが確実になった時点で勤務先に扶養控除等申告書を再提出して相談者様を扶養から外す申請をする必要があります。

ご回答ありがとうございます。2の②について、退職したBからも源泉徴収票を受け取る必要があると言うことでしょうか?
また3に関して、勤労学生控除を受けた場合、128万円以下で所得税免除という認識でいたのですが、親には所得税の負担もかかるのでしょうか。

1.退職したBからも源泉徴収票を入手する必要があります。
2.勤労学生控除を受ければ相談者様の所得税は非課税になりますが、親の所得税、住民税の負担はかかります。

本投稿は、2021年09月03日 21時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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