学生の扶養を超えた場合にかかる税金について
大学3年生ですが、来年から扶養を超えて働くか考えています。今のアルバイトを続けると来年の年収が230万円になりそうです。230万円になった場合にかかる、親の増える税金の額、自分が払わなければならなくなる税金の額を教えていただにたいです。よろしくお願いします。
税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
親の年収が分からないため所得税の税率は20%とします。
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
3.相談者様の税金
収入金額230万円-給与所得控除額77万円=給与所得金額153万円
(1)所得税
153万円-基礎控除額48万円=課税所得金額105万円
105万円x5%=52,500円
(2)住民税
153万円-基礎控除額43万円=課税所得金額110万円
110万円x10%=110,000円
本投稿は、2021年12月29日 23時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。