雑所得の範囲についてご教示ください。
私は会社員なのですが、知り合いにお金を払うから少し仕事を手伝って欲しいと言われ手伝うことになりました。その際、勤めている会社に知られるとお互いにあまり都合がよくないので20万円までであれば雑所得にでき、確定申告を行わなくて済むので、会社に知られることはないと言われましたので、雑所得で処理しようと考えています。
しかしながら、その手伝いの報酬が10万円を超えてしまいそうです。私は株などに投資をしているので、それらの配当金が雑所得になるのではないかと言われました。もしそうであれば報酬との合計が20万円以上になってしまい、雑所得では処理できなくなります。
ただ、自分なりに調べたのですが配当金などは雑所得ではないように思われました。
税の知識が無いのでご教示いただきたいのですが、以下の収入のうち雑所得となるものはどれになるのでしょうか。
1.特定口座の株主配当
2.特定口座の投資信託(分配金あり)
3.NISA口座の投資信託(分配金あり)
4.敷地内へ電柱があるので、電力会社からの土地使用料
5.預貯金の利金
以上の5種類ありますが、1.2.3につきましては、配当所得になり、5.は利子所得になり、4.のみが雑所得になるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
以上、初歩的な質問ではありますがよろしくお願いします。
税理士の回答

寺尾諭
4.のみが雑所得ではなく、不動産所得となりますが、あとはご質問者様のご理解の通りでよろしいかと存じます。
ですから4の不動産所得と今回の報酬(雑所得)の合計が20万円以内であれば所得税の確定申告の必要はありません。
お忙しい中ご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。
本投稿は、2017年11月20日 13時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。