電子帳簿保存法について質問です。
色々なサイトを見たのですが、念のため確認とわからない点を質問させてください。
クラウドタイプの会計ソフトを使用しているのですが、総勘定元帳や仕訳帳は全てPDFファイルなど電子で保存すればよいのでしょうか?
スキャナー保存というのは、紙面でもらったものも電子で保存するために使うのでしょうか?
必ず必要ではなく、紙面でもらったものは、今まで通り紙面で保存してもよいのでしょうか?
メールなど電子で領収書を受け取った場合は、プリントアウトするのではなく、その電子のまま保存をするでよいのでしょうか?
保存をかける場合、直ぐにわかるようにしなければいけないようですが、PDFファイル等で保存を考えておりますが、フォルダーに月ごとや年毎で連番で保存をし、別途エクセルなどで取引日、金額、発行元などを記録し、紐付ければ問題ないでしょうか?
もしくは、まだ軽くしかしらべていないのですが、使用している会計ソフトで電子帳簿保存に対応した機能があったのでそれを利用するか考えております。
機能としては、上記の取引日、金額、発行元が記録され、検索条件も満たしているとのことでした。
保存したデータは、改ざんができないようにタイムスタンプが必要のようですが、こちらは導入するのにコストがかかるようであまり考えておりません。
そこで事務処理規定というのがあったのですが、これは何をすればよいのでしょうか?
税務署か何かに届け出をするんでしょうか?
また、仮にタイムスタンプを使用した場合、概ね7日以内で最大2か月以内にしなければいけないようですが、後者の事務処理規定で行う場合も同様でしょうか?
結構まとめて帳簿に入力したり作業をすることが多いので気になります。
最後にこの電子帳簿保存法が始まるのは、2024年の1月1日からで、今は今まで通り保存しても問題ないのでしょうか?
長文で質問が多く大変申し訳ございませんが、回答をいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

竹中公剛
クラウドタイプの会計ソフトを使用しているのですが、総勘定元帳や仕訳帳は全てPDFファイルなど電子で保存すればよいのでしょうか?
ソフト自体が電子なので、そう考えてください。
理屈を言えば、ソフトの中にあるといえると思うのですが・・・。
スキャナー保存というのは、紙面でもらったものも電子で保存するために使うのでしょうか?
そうなりますが・・・電子スタンプなどの証明が必要です。
必ず必要ではなく、紙面でもらったものは、今まで通り紙面で保存してもよいのでしょうか?
そうです。
紙でもらったものは、紙で保存する。それ以外は・・・いけません。
メールなど電子で領収書を受け取った場合は、プリントアウトするのではなく、その電子のまま保存をするでよいのでしょうか?
そうなります。印刷しても無効です。
保存をかける場合、直ぐにわかるようにしなければいけないようですが、PDFファイル等で保存を考えておりますが、フォルダーに月ごとや年毎で連番で保存をし、別途エクセルなどで取引日、金額、発行元などを記録し、紐付ければ問題ないでしょうか?
税務署のためです。調査の際に、職員が検索する場合、上記記載の方法どれでも、すぐにできるようにすることです。
もしくは、まだ軽くしかしらべていないのですが、使用している会計ソフトで電子帳簿保存に対応した機能があったのでそれを利用するか考えております。
それはそれでよいです。
機能としては、上記の取引日、金額、発行元が記録され、検索条件も満たしているとのことでした。
会計ソフトは、頂いた領収証なども、電子でいただいたものも、一緒に取り込むのですか・・・。そうでなければ、フォルダオーを整備しましょう。
保存したデータは、改ざんができないようにタイムスタンプが必要のようですが、こちらは導入するのにコストがかかるようであまり考えておりません。
ドコモそのようです。
そこで事務処理規定というのがあったのですが、これは何をすればよいのでしょうか?
保存する方法。検索する方法を記載します。
税務署か何かに届け出をするんでしょうか?
何も出しません。調査の際に、事務規定をみせ、検索させるだけです。
また、仮にタイムスタンプを使用した場合、概ね7日以内で最大2か月以内にしなければいけないようですが、後者の事務処理規定で行う場合も同様でしょうか?
いいえ、規定道理にすればよいだけです。
結構まとめて帳簿に入力したり作業をすることが多いので気になります。
それはそれでよいです。問題はない。
最後にこの電子帳簿保存法が始まるのは、2024年の1月1日からで、今は今まで通り保存しても問題ないのでしょうか?
とりあえず、良いです。
ご丁寧にありがとうございます。
とても勉強になりました。
本投稿は、2023年04月06日 15時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。