雑所得における現金主義の特例と消費税の申告について
副業でEC販売(輸出)を開始し、雑所得として確定申告をします。
ここで現金主義の特例を受ける場合、消費税の申告時もこの特例を考慮した計算書が必要でしょうか?
所得税では現金主義の特例にチェックし、
消費税では通常の発生主義で申告するといったことも認められているのでしょうか?
今回初めての確定申告なのですが、所得税と消費税とで売上金額が変わるのはどうなんだろうと思いご相談させていただきました。
※消費税については課税事業者選択届出書を提出しており、還付を目的に確定申告するものです。
税理士の回答

土師弘之
消費税も原則は発生主義によることとなっていますが、所得税において現金主義の特例を受けている場合には、消費税も現金主義による申告をすることができることになっています。
つまり、所得税では現金主義の特例を適用し、消費税では発生主義によることもできることにはなりますが、所得税・消費税それぞれ別に決算を組むわけですから手間がかかることにはなります。
本投稿は、2025年03月16日 22時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。