副業となるかの判断について
会社員です。
スマホゲームが趣味でRMTリアルマネートレードにて石(ゲーム内通貨で、ガチャを引く事ができる物)が多くあるアカウントを買い、目的のキャラ等が引けなければ売却、再度買い直して引き直し、と言う行為を行っています。
ガチャなので数回、数十回やらないと目的のキャラを引けない時があるため、同じ日や月に数十回取引があることもあります。
購入したアカウントが理想のアカウントになれば、そのままプレイしており、営利目的ではあないのですが、アカウントの状態により利益が出ることがあります。この場合副業として見なされてしまうのでしょうか?
調べると生活用動産を不用品処分として売却している場合は非課税とあり、そちらに当たると考えております。
年間で見ると利益は数万となる見込みです。
税理士の回答

佐藤和樹
結論から言うと、今回のケースは非課税となる「生活用動産の譲渡」には該当しない可能性が高いです。
理由は
• 「生活用動産の譲渡」として非課税とされるのは、たとえば自宅の家具や衣服など、日常生活で通常使用していたモノが対象です。
• 一方、スマホゲームのアカウントは、ゲーム会社の利用規約上「ユーザーに使用権があるだけ」であり、所有権を持っているわけではなく、売買自体が規約違反となることが多いです。
• このため、法的には「動産の譲渡」として保護されにくい上、税務上も「生活用動産」とは認められないと考えられます。
副業、雑所得として見なされる可能性としては
ご自身では営利目的ではないとのことですが、税務上は次の要素で「雑所得」として課税対象になる可能性があると判断されます:
雑所得とされる要素としては
• 同一内容のアカウントの売買を反復・継続的に行っている
• 損益が発生しており、結果的に利益が出ている
• 利益が出る可能性があるアカウントを積極的に選別して取引している
仮に年間で数万円程度の利益であっても、営利性が認められれば雑所得として申告が必要になります(給与所得以外の所得が年間20万円を超える場合は確定申告が必要)。
わかりました、ご回答ありがとうございます。
ちなみに、ガチャガチャも同じく趣味としており、目的のものが出ない場合にフリマサイトで売却しております。それも趣味なので同月に複数回取引があり、年間で数万円ですが利益が出ています。
こちらも営利目的となり、申告は必要でしょうか?
本投稿は、2025年08月04日 21時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。