国内バイナリーオプションの経費について
国内バイナリーオプションで利益が出たので確定申告をしようと思っていますが、バイナリーオプションに掛かる経費項目はどこまで認められるのでしょうか?
電気代や通信費、住宅ローンや固定資産税など、生活と併用している部分の経費額は、どのように表せばいいのでしょうか?また、認められるのでしょうか?
煩わしいと思われますが、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

国内バイナリーオプションは、雑所得の申告分離課税に該当します。
所得金額は、利益(収入金額)から必要経費を控除して計算します。
必要経費に計上できるものは、直接要したものと、家事費のうち事業に関連するもの(家事関連費)で事業にかかる部分です。
お問い合わせの項目について検討します。
①電気代:国内バイナリーオプションに1日のうちどの程度関わっていたかにより、按分の上、必要経費に計上できます。6時間であれば、6時間/24時間=25%計上できます。
②住宅ローン:借入金元金は必要経費に計上できません。ただし、住宅ローンの支払利息のうち、バイナリーオプションを行った部屋の広さが住宅全体の広さに占める割合で按分した金額を必要経費に計上できます。
③固定資産税:住宅ローンの利息と同じように、広さで按分した金額を必要経費に計上できます。
④その他生活と併用している部分も、家事と事業で按分して計上できます。
電話代等の通信費は、按分の上、必要経費に計上可能ですが、水道料金、ガス料金等は計上できる可能性が低いです。
迅速にご回答いただき、ありがとうございます。大変よく分かりました。
今後、分からないことがありましたら、問い合わさせていただいてもよろしいですか?

はい、勿論です。
わからないことがございましたら、なんでもご相談ください。
本投稿は、2019年10月20日 06時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。