太陽光発電工事費の一括経費計上について

61歳のサラリーマンで給与のほかに年金 約250万円があります。自宅に太陽光発電4.5kwhを設置予定ですが、雑所得として以下のような確定申告は可能でしょうか？

売電所得14万円（年）
経費として下記を自家消費分を除く売電分のみ（9割)で按分し、初年度赤字については年金所得と相殺
・太陽光発電装置（パネル、パワコン、架台）の減価償却費(100万円の1/17)
・工事費80万円は初年度に一括計上

工事費80万円に含まれるものとして
足場工事代40万円
機器設置工事29万円
屋根アンテナ移設費用3万円
太陽光設置に伴う樹木伐採費用8万円

税理士の回答

清水克彦

イナリ税理士事務所

1. 東京都
2. 西東京市

ご回答させて頂きます。

結論から申し上げますと、工事代金８０万円の全額を経費計上することは出来ず、少なくとも足場工事代４０万円と機器設置工事代２９万円は、太陽光発電装置の取得価額に含めて１７年で償却することとなります。

理由といたしまして、減価償却資産の取得価額は、事業の用に供する為に係る付随費用も含めることとなるからです。

よろしくお願い致します。

本投稿は、2016年12月15日 21時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。