年金受給者の雑所得による確定申告について
年金受給者の親に代わって質問します。
仮に雑所得が20万を超えた場合、確定申告が必要かと思いますが、そのような場合には年金の受給額が少なくなったりするのでしょうか?
ご回答よろしくお願い致します
税理士の回答

年金が減額されるのは、在職老齢年金の場合です。
自らが、厚生年金の被保険者であるものの、老齢厚生年金が支給されている場合です。
他の所得は関係ありません。
なお、20歳未満での障害で支給されている障害年金には、例外があるようです。
無職で年金をもらっている場合は雑所得などがあっても年金は減額されないということでよろしいでしょうか??

厚生老齢年金は雑所得ですが、厚生年金の被保険者でない場合、減額されません。
基礎年金も雑所得ですが、これは厚生年金の被保険者であっても減額されません。
厚生老齢年金以外の雑所得であれば、そのことをもって厚生老齢年金は減額されません。
減額の可能性があるのは、厚生年金の被保険者でありながら、老齢厚生年金が支給されている場合です。無職ということですから、厚生年金の被保険者ではないはずです。
老齢厚生年金が減額されるのは、他の所得があるからではなく、厚生年金の被保険者にも該当しているからです。他の所得の金額で減額されることはありません。

経過措置で支給されている老齢福祉年金は、所得によっては減額又は支給されないこともあります。
https://www.city.kagoshima.lg.jp/faq-kurashi/nenkin/q42.html
受給者は相当な高齢です。
安心しました
ありがとうございました
本投稿は、2020年12月29日 16時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。