業務委託での確定申告
昨年より、業務委託で仕事を始めました。初めての個人事業主としての白色での確定申告になります。
委託者からは、郵送料等の立替金も報酬と一緒に毎月振り込まれています。
例えば、入金額28,000円 内訳:送料21,000円 報酬7,000円のような感じです。
この場合、立替金分に課税がなされるのはおかしいと思うので、立替金を差し引いた金額のみを報酬=事業収入に計上すべきなのでしょうか。
それとも、あくまで振り込まれ通帳に記載されている金額を収入に一度入れ、立替金は何かの科目として経費扱いにした方がいいのでしょうか。
立替金については毎月、こちらから請求書を委託者へ提示しています。
また、賃貸の自宅で仕事をしておりますが、その家賃を、使用している部屋面積に応じて経費に入れていいとネット情報で見ました。家賃は、主人名義で毎月振り込んでおりますが、その点は問題ないのでしょうか。
最後に、現在は保険、年金ともに主人の扶養に入っているのですが、今後扶養のままでいられるのか、また住民税は課税されるのかが少し不安です。それらは確定申告書のどの部分の金額で判断されるのでしょうか。
税理士の回答

業務委託での所得は、開業届を提出していなければ雑所得になります。所得金額は、以下の様に計算されます。
収入金額-経費=雑所得金額
1.郵送料等の立替金を毎月委託者に請求されていれば、その金額を売上に計上することになります。そして、実際の支払った郵送料等の費用を経費に計上します。
2.家賃については、専用の一室で仕事をされていれば、面積按分で経費に計上できます。
3.住民税については、合計所得金額が45万円以下であれば、非課税になり申告は不要になります。
4.社会保険については、収入金額から経費を引いた金額が130万円未満であれば、扶養内になります。
ご回答ありがとうございます。
雑所得と事業所得の違いがハッキリと分からないのですが、業務委託は全て雑所得という扱いになるのでしょうか。
事業所得で申告しようとしておりました。
立替金を売上と経費の両方に計上しますと、私の場合、見た目の話なのですが…売上に対して、経費が8割以上を占めることになります。事実を証明できれば問題ないのでしょうか?税金対策と見なされてしまわないか不安です。

1.開業届(青色申告承認申請書の提出も同時にする)を提出されて、片手間ではなく継続的に事業的規模でされるのであれば、事業所得になります。
2.経費については、収入を得るためにかかった費用の領収書が保存されていれば問題ないです。
本投稿は、2021年02月01日 23時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。