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個人事業主の複数事業の確定申告について

建築サービス業を本業としています。
専住者と私のみで従業員はいません。
仕事が暇な時期や時間を持て余すこともあるので、今年から別事業として漁師として漁業を始めたいと考え、漁協に組合員として加盟しました。
主な漁業内容は、1本釣りで魚をとり、市場や
個人飲食店に売って収入を増やしたいと考えています。
その際、中古船を1000万ぐらいで購入し漁船登録しました。
漁業の修得に数年かかるので当面の売上見込は、年間100万以下です。燃料費等の経費を引くと実際には年間20万前後の利益ですが、修行して漁の経験値が上がれば今後増える可能性はあります。
漁の出航回数は、本業のない日を主としますが、天候にも左右されますので、毎月8回前後で年間100日ぐらいです。

本業ではしっかりと利益が出ておりますが、漁業では、微々たる収入です。(場合によっては赤字)

そこで質問です。
これらの収入は事業収入として、本業と合算して確定申告を行なってもよいのでしょうか? (青色申告しています)
副業扱いで雑収入として取扱うのでしょうか?
中古船の1000万は、全額固定資産として経費としてみなせますか?

中古船の耐用年数は2年のようなので、今年は本業の利益から500万の経費圧縮にもなるため、後から否認されないか不安です。

回答お願いします。

税理士の回答

漁業の収入について、船舶の購入を考えると副業のレベルは超えていると思います。その場合は、本業との合算になります。

船舶は固定資産になりますので、計上すべきだと思います。耐用年数が2年となるのであれば、最初の二年間は利益を圧縮できますが、その後は、税負担は増えることになるかもしれません。

御回答ありがとうございます。
最後の税負担が増えることになるかも知れないとはどのような意味なのでしょうか?
教えて下さい。

減価償却の期間が2年間であれば、3年目以降は減価償却費を計上することができませんので、これまで計上してきた減価償却費相当額の所得が増加します。

所得が増えれば、税負担も併せて増えることになります。

本投稿は、2021年02月10日 21時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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