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確定申告前の確認事項2点

お世話になります。2年目のフリーランスです。
下記2点について質問があり、確認させて頂けると幸いです。

①前年申告の「普通口座」を「当座預金」に修正する必要があるかどうか
前年の申告時に「普通預金」で売上を立てていたものが「当座預金」となっていました。修正申告の必要があるのかと思いましたが、国税庁の書式には該当する箇所がございません。所得金額自体に変化はないので、付記する形で記録を残しておく程度で大丈夫でしょうか。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r02/06.pdf

②貸借対照表の合計金額の考え方
前年と今年の合計金額を見ていると、事業主貸の金額が資産勘定に上乗せされていますが、これは普通でしょうか。事業主貸とは、事業資金をプライベート用に消費した時に使う勘定科目と認識しておりますが、使って消えた金額が現金や普通預金に上乗せされており、「手元にはこんなに資産ないはずなのだが…」と不自然に感じています。以下サンプルです。

★期首             期末
現金   9000       7000
普通預金 2000       2000
事業主貸            4000      
合計   11000      13000

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

税理士の回答

税理士ドットコム退会済み税理士

➀修正申告も更正の請求(過大納付した場合に還付を受ける申告)も、税額に変動があった場合にできる手続きであるため、前年の税額に変動がない場合は修正申告の必要はありません。(国税通則法19条、23条)
よって、正しい科目へ振替えるだけで問題ありません。

②期末時点では資産が膨らんでいるように見えますが、「事業主貸、事業主借」勘定は、翌年へ繰り越すと「元入金(法人でいう資本金のようなもの)」勘定へ合算されてリセットされますので問題ありません。

元入金の計算式:(前期末の元入金の額)+(当期の青色申告特別控除前の所得金額) +(当期末の事業主借)-(当期末の事業主貸)

(回答は個人的見解であり、内容の正確性、有効性、信頼性を保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。)

ありがとうございます。①について念のためご確認ですが、ネットで検索したところ下記の修正仕訳になるようです。こちらの方法で問題ないでしょうか。

12/31 普通預金 XXX 当座預金 XXX 摘要に「2019年の修正仕訳」と記載

どうぞよろしくお願いいたします。

税理士ドットコム退会済み税理士

はい。その通りで問題ありません。

本投稿は、2021年02月24日 09時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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