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個人年金の税金について

数年後に個人年金で90万程の年間収入になります。私は無収入です。主人は会社員で給料上、私は扶養控除の対象では有りません。健康保険は主人の会社のものに入っています。

個人年金の税金はいくらになりますか?
確定申告は必要ですか?
節税対策はありますか?

税理士の回答

生命保険等による個人年金は、もらう年金額と、それに対応する保険料の差額が所得です。
もらう時に、給与所得があれば、それに加算して所得税や住民税を計算しますので、いくらとか○%とかの回答はできません。

原則、確定申告は必要ですが、もらう時にそれだけしかない場合で、所得控除以下しか所得がない場合は必要ありません。また、給与所得があれば、20万円以下であれば確定申告をしなくて良い。年400万円以下の公的年金があり、他の所得が20万円以下なら確定申告しなくて良いなどの特例もあります。

ご回答有難うございます。
実際に年金として10年間受け取る金額が年間99万円(年金総支払い見込み額が990万円)で、保険料の支払い総合計は360万円です。
360万円÷990万円×99万円=35.6万円が雑所得となり、 主人の扶養のままで確定申告も不要で大丈夫ですか? (公的年金の受け取りは先に延ばします。)
また、年金を受け取る際、概算で税金が引かれ確定申告する事になりますか?

生命保険の年金は、年金額からその年金額に対応する払込保険料を控除した残額(雑所得の金額)が25万円以上の場合、その残額の10.21%が所得税・復興特別所得税として源泉徴収されます。

360万円÷990万円×99万円=36万円です。
これは、受取年金に対する掛け金の額、すなわち、必要経費の額です。所得としては、99万円-36万円=63万円です。
なお、所得が25万円を超えているので10.21%の所得税及び復興特別所得税が源泉徴収されます。

主人の配偶者控除ではなく、配偶者特別控除の対象です。違いは「私」が70歳以上になっても控除額が増えず、38万円というくらいです。

「私」は、所得税は算出されますが、それより多い10.21%が源泉徴収されていますから、確定申告は任意です。確定申告すれば還付金が受け取れます。

本投稿は、2021年12月18日 02時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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