贈与確認書の文言について
父親からの過去の贈与について覚書(確認書)を交わそうと思い、ひな型を調べながら文書を作成しているのですが、下記の文言について質問です。
甲が令和◯年◯月◯日において譲渡した現金は…
【中略】
本件贈与は書面によらないものであったため、この確認書をもって『令和◯年◯月◯日をもって適法に成立している』ことを確認する。
この『』内の日付は贈与があった日という認識で良いのでしょうか?
または確認書を交わす日付でしょうか?
それとも最初に贈与を受けた日付があるので、なくても良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

竹中公剛
この『』内の日付は贈与があった日という認識で良いのでしょうか?
口頭での贈与の日です。
国税OB税理士です。税務署では、相続税贈与税担当部署の管理職をしておりました。昨年、相続税関係の特別国税調査官を最後に退職しました。
ところでの質問ですが、なぜ、今になって何らかの文書を作ろうとしたのでしょうか?
あなたが、贈与を受けた金額とくれたとされる日はいつでしょうか?
令和2年12月、令和3年5月、令和4年5月
それぞれ現金手渡しで110万ずつ
父親が最近具体的な相続の話をするようになった中で、これらを書面に残していないことが、暦年贈与として認められなかったり、兄弟間でのトラブルにつながったりするのではないかと不安を感じているためです。
あなた自身は、普通預金入れてもらったりではなく現金で受け取ったのですね。その現金は、どうされましたか?
必要な時に使わせてもらおう思っていましたが、なんとなく無駄使いすることにも抵抗があり、そのままの形で現在に至ります。
いつ貰ったかは、例えば、現金の入った封筒に記載をしておく程度でよいかと考えます。
調査官目線で言いますと、後から作るのは「偽装のため」という印象を受けます。下手に今更作成はしないほうがいいと考えます。
現場目線でのアドバイスで非常にありがたく拝見しました。またすぐに返信してくださったことにも御礼申し上げます。
私の字で書いて良いのかという疑問があるのですが、父親に書いてもらった方が良いのでしょうか?
細かい話で申し訳ありません。
どちらでも構いませんが、お父様が心配をなさっていることですし、お父様に記載してもらいますか!
[令和2年12月○日父より○○へ贈与、金百万円]
この程度で、記載があったとしても、充分かと考えます。
色々と教えていただきありがとうございます。気持ちが少し軽くなりました。
本投稿は、2023年05月03日 07時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。