親からの預かり金
母が81才で離婚をしました。
財産分与でもらったお金を娘の私が管理しております。
母は弟と二人暮らしを始めました。
家賃として預かったお金から私が弟の口座に振り込んでいます。
現金で預かっているのですが将来、母が亡くなった時にきちんと証明できるための対策が知りたいです。
預かり証作成、振込む明細書などは作ろうと思っています。
現金ではなく銀行口座で管理した方がいいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
親から預かったお金を管理する際には、将来の相続や財産管理を明確にするため、以下の方法をお勧めします。
銀行口座での管理: 預かる現金をあなた名義の専用口座に預けることで、預金の履歴や金額が明確に記録されます。これにより、資金移動が透明化し、将来的に証明がしやすくなります。銀行口座での記録は公的な証明として最も信頼性が高いため、お勧めです。
預かり証の作成: お母様からの預かり金について、双方が合意した金額や目的を明記した預かり証を作成し、双方で署名すると良いでしょう。これは、将来的にお金の出どころと管理の正当性を示す重要な証拠となります。
振込記録の保存: 弟の口座に家賃を振り込む際には、振込明細や振込依頼書を保管しておきましょう。これらの記録は、お金がどのように利用されたかを説明する根拠となります。
財産管理契約: 必要に応じて、お母様との間で正式な財産管理契約を結ぶことも検討できます。これにより、預かった資産の管理に関する合意内容を公式に文書化できます。
ご指導ありがとうございました。
預かり金から現金で私が受け取り、私の口座から振り込んでいますが現金はそのまま私の手元に置いてあります。
きちんと記録をつけていますがそういう方法はよくないでしょうか?
専用の口座を作る方がいいのでしょうか?

石割由紀人
専用の銀行口座を作成することをお勧めします。以下の理由から、専用口座での管理は財産の透明性と信頼性を向上させます。
記録の明確化: 銀行口座を通して取引を行うと、取引履歴が自動的に記録されます。これは、資金の出所や使途を明確にする重要な証拠となります。
リスク軽減: 現金で管理する場合、紛失や盗難のリスクがあります。銀行口座で管理することで不正や事故のリスクを軽減できます。
相続時の証明: 将来の相続に際して、正式な銀行取引の記録があることで、遺産分割や相続税申告の際にお金の流れを証明しやすくなります。
ありがとうございました。
母と相談して口座を作るようにします。
詳しく教えて頂き、勉強になりました。
本投稿は、2024年09月14日 23時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。