実母から孫への暦年贈与について教えて下さい。
祖母から孫への暦年贈与について、教えて下さい。
田舎の母が高齢になり、私の二人の子どもの結婚のお祝いに、350万円ずつあげたいと通帳等を預かりました。子どもたちはもう二人とも成人しておりますが、まだ結婚の予定はなく、それまで私が管理しておきたいと思います。母にとっても子ども達にとっても大切なお金です。できるだけ上手く相続できる方法はないかと調べているうちに、暦年贈与にたどり着きました。わかりやすく教えていただけば助かります。又、他にもっといい方法があれば、そちらも教えてほしいです。よろしくお願いします。
税理士の回答
贈与は「あげますもらいます」という双方の意思により成立します。
現状では、贈与契約は成立しておらず、誰の名義の通帳であってもお母様の財産をあなたが預かっているだけです。
贈与を成立させるために、お子様にお話しされて、贈与税節税のために例えば年内に110万円、来年110万円、再来年110万円、再々来年20万円暦年贈与されてはいかがですか。
なお、お母様とお子様との贈与契約書を毎年作成し、お子様の口座へ入金するとよいでしょう。
もし、お母様の相続が開始された場合に相続税の申告が必要でない財産額であると予想されるのであれば、相続時精算課税制度の活用が有効です。
国税庁HPを参考にしてください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4103.htm
お返事いただきありがとうございます。
やっぱり思ったより色々書類が必要なんですね。相続時精算課税制度は知らなかったです。教えていただいて少し調べてみましたが、素人ではすぐに理解しにくかったです。
お忙しいところ、どうもありがとうございました。
本投稿は、2019年11月25日 10時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。