相続の不動産価格

相続税評価額と時価とがあまりにもかけ離れているのであれば、相続税評価額に誤りがある可能性がありますので、評価した税理士以外の税理士に確認してもらってはいかがでしょうか。
不動産の贈与額は、贈与時の相続（贈与）税評価額ですので、当該相続時の評価額とは必ずしも一致しません。

相続の時の不動産価格についての質問です。
固定資産評価額でも売ることが難しい田舎の土地についてです。
相続時の計算での不動産価格が現実とかけ離れていることは普通ですか？
固定資産評価額と相続時の計算価格がほぼ同じ不動産も有れば大きく固定資産評価額より相続値段が高くなってしまってる物などで相続時の不動産価格が固定資産評価額の3倍ほどになっています。
現実の売買価格は、固定資産評価額以下は確実で高齢化の田舎過ぎて売買実績さえほぼないような負動産と呼ばれる地域の土地です。
税理士さんからここよりまだ便利な都会に近い場所でも600万円の相続不動産は200万円で売れたらいい方だと言われました。
普通の事だと言われましたが普通ですか？
→特に田舎の土地では相続税評価額が実際の時価と大きく乖離する事がよくあります。
　ただし、その土地が宅地でしたら、固定資産税評価額の3倍程度の相続税評価額というのは、高いように感じますので、確認し直してみてもいいかと思います。
　路線価地域の宅地でしたら、理論値ではありますが、相続税評価額は固定資産税評価額の1.14倍程度が目安になってきます。

贈与時も相続時に決まった申告の時の不動産価格を元に計算されますか？
→贈与時は、贈与時における相続税評価額を計算することになりますので、相続時の評価額とは異なります。

中田先生ありがとうございます。
次の相続の時には別の税理士さんにお願いしようと思います。
税理士さんを依頼した時に田舎の不動産などは、ほぼ山林になっていたりするので固定資産評価額よりここまで高額になるとは予想できませんでした。
崖の土地や2度と家を建築できない土地、道のない農地などがあり税理士さん依頼で安くなると思っていました。
次は相続の土地の評価に強い税理士さんを探します。

松井先生ありがとうございます。
やはり田舎は、実際の価格と差ができるのですね。
少し納得できました。
仕方ありませんね。
でも世の中少し変ですよね。

なお、固定資産評価額を評価しなおすこともできますので、市区町村に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

おっしゃるとおりで、
税理士法人勤めの頃は年間100箇所ほど土地の評価に携わりましたが、時価の8割程度に設定しているはずの相続税評価額でも、実際は教科書通りの評価では時価よりかなり高くなってしまう土地も多いものです。
逆に低くなることもありますが、、、

相続税評価額があまりに時価より高い場合は、不動産鑑定士さんが出した鑑定評価で申告してみるというのも一つです。

松井先生
ありがとうございます。
不動産鑑定士さん今までお世話になったこともなくよくわからなかったので検索しました。
私の地域では不動産鑑定士さんは人数はわずかですがいらっしゃいました。
今後相談してみようと思います。
もっと早くに先生に教えてもらうべきでした。
本当にありがとうございました。

中田先生ありがとうございます。
固定資産評価額の見直しの可能性なんて考えもしなかったです。
ダメ元で市町村に問い合わせてみます。
色んな知識をいただき感謝します。