親名義の家をリフォームして住む
亡くなった祖父母の家をリフォームして住むことになりました。
現在、土地と建物は母の名義となっています。
夫の名義でローンを組んでリフォームします。
①どのタイミングでどのような手続きが必要ですか?
②名義変更は建物だけでいいのでしょうか?
土地も名義変更するた場合、しない場合のメリットデメリットを教えてください
税理士の回答

親名義の建物を子がリフォームする場合、資金負担する子から建物所有者の親に対して、リフォーム資金が贈与されたとみなされて、建物所有者の親に贈与税が課されてしまいます。
そのため、
①リフォーム前に建物の所有者を親から子に変えておくか、建物の時価とリフォーム費用の割合に応じて共有名義に変える必要があります。
②名義変更は建物だけで大丈夫です。土地も名義変更しても結構ですが、土地の名義変更をする場合には資金負担(税負担)が大変かと思います。
ご回答ありがとうございます。
リフォーム前に名義変更しようと思います。
必要な書類はそれぞれの登記簿謄本のみでよろしいでしょうか、
また、土地の名義変更をしなかった場合、親が亡くなったときどうなるのでしょうか。

建物の名義を変える場合、売買で行うのか贈与で行うのかを決める必要があります。売買の場合には時価で売買することが必要です。贈与で行う場合には贈与税がかかりますのでご注意ください。
そして、名義変更の登記の際には登録免許税がかかり、その後に不動産取得税の通知も来ますので、こちらもご留意ください。
安易に名義変更を行うと多額の税負担が生じます。事前に確認の上、手続きを進めるようにしてください。
本投稿は、2023年06月10日 20時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。