PKGソフトウェアと利用ライセンスや付帯費用の資産計上と費用計上についてご教示ください
弊社では複数社員が利用するPKGソフトウェアの購入を検討しております。
下記資産計上及び費用計上プランについて正しいかご教示ください。
前提として法人税法上適切に費用計上ができるものは費用計上したいと考えております。弊社は中小企業です。
そこで
1.実行ライセンス数で割って10万未満として費用処理できるか
2.総額で資産計上か
3.本体やサーバー環境整備分は資産計上、実行ライセンスは10万未満として費用処理とそれぞれで処理できるか
に悩んでおります。
条件
『購入ソフトウェア本体及び実行ライセンス』
①PKGソフトウェア本体 100万
②実行ライセンス 50万(1名1万、50名分)
『本PKGを利用するための自社サーバへの環境整備ライセンス等』
③PKGソフトウェアを保存する環境用のSQLサーバライセンス 90万
④ ③のセットアップ料40万
『その他』
⑤年間保守 1年30万(年間前払)
⑥ソフトウェア使用の指導料2日で10万
上記の場合に
⑤は即時短期前払いとして費用処理致します。
①~⑥(⑤以外)はまとめて無形固定資産として自社利用の5年定額法しかないでしょうか?
それとも50名で割って10万以下となるので費用処理ができるものでしょうか?
若しくは②だけ費用処理、その他は資産計上の上5年定額法となるでしょうか?
※30万未満の少額減価償却資産の特例を解説したネットサイトではそのライセンスがPCに導入できる数で割って金額判定してよいと説明されているものがありました。(1ライセンス50万だが10台のPCに入れられる=単価5万 よって全額を費用で可)
細かい点ですが2日間の指導料は、指導月に一時に費用処理にできますか?それが無くとも事業共用はできますし目的は達成できるのですが、同時請求書であれば資産取得の付帯費用となりますか?
ご教示ください。
税理士の回答

1.実行ライセンス数で割って10万未満として費用処理できるか
和って計算する。ので、できる。
2.総額で資産計上か
上記記載。
3.本体やサーバー環境整備分は資産計上、実行ライセンスは10万未満として費用処理とそれぞれで処理できるか
できる。
条件
『購入ソフトウェア本体及び実行ライセンス』
①PKGソフトウェア本体 100万
②実行ライセンス 50万(1名1万、50名分)
『本PKGを利用するための自社サーバへの環境整備ライセンス等』
③PKGソフトウェアを保存する環境用のSQLサーバライセンス 90万
④ ③のセットアップ料40万
③+④が・・・5年の繰延資産と考える。
『その他』
⑤年間保守 1年30万(年間前払)・・・短期前払いで、支払った年度の費用。
⑥ソフトウェア使用の指導料2日で10万
本体に+ソフトウエアの取得費
これは、ソフトウエアの購入費用なので、100万+10万=110万がソフトウエアの購入費用と考える。
上記の場合に
⑤は即時短期前払いとして費用処理致します。
これは支払ったときの経費に計上できる。短期前払費用なので・・・。
竹中様
詳細なご回答ありがとうございます。
『本PKGを利用するための自社サーバへの環境整備ライセンス等』
③PKGソフトウェアを保存する環境用のSQLサーバライセンス 90万
④ ③のセットアップ料40万
竹中様ご回答→③+④が・・・5年の繰延資産と考える。
こちらの前提記載の説明が足りずすみません。
SQLサーバライセンス=データベースの受け皿としてのMicrosoftが提供しているソフトウェアとなります。正確ではないのですがニュアンスとして例えるならエクセル(今回買うPKGソフトウェア)を動かすためのWindowsなどのOS(SQLサーバーライセンス)になりますが、その場合においてこちらは繰延資産となりますか?
PKGソフトウェアと一体として考え50で割っての金額判定は不適当でしょうか?
SQLサーバライセンスが無いと今回購入するPKGソフトウェアのデータを保存する環境がないためPKGソフトウェアを有効に利用できない関係性です。
ご教示ください。

SQLサーバライセンス=データベースの受け皿としてのMicrosoftが提供しているソフトウェアとなります。正確ではないのですがニュアンスとして例えるならエクセル(今回買うPKGソフトウェア)を動かすためのWindowsなどのOS(SQLサーバーライセンス)になりますが、その場合においてこちらは繰延資産となりますか?
上記の場合は、ソフトウエアです。
PKGソフトウェアと一体として考え50で割っての金額判定は不適当でしょうか?
50で割っての意味が分からない・・・経理がどうなるのかも分かりません。
SQLサーバライセンスが無いと今回購入するPKGソフトウェアのデータを保存する環境がないためPKGソフトウェアを有効に利用できない関係性です。

PKGソフトウェアと一体として考え50で割っての金額判定は不適当でしょうか?
50で割っての意味が分からない・・・経理がどうなるのかも分かりません。
50は、人数ですね。
50人一人一人のソフトウエアですか?そうならば、そうですが・・・それ以外なら、割らない。
本投稿は、2022年11月22日 11時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。