開業前に事業用・私用の兼用で購入した物の開業費の仕訳について
自宅兼事務所で本年の12月1日に開業しました。
開業前に事業用・私用の兼用で購入した物の開業費の仕訳についてわからず悩んでおります。
例えば、開業前の11月10日に9万円のパソコンをクレジットカードで購入し、開業後の12月26日にその購入金額9万円が預金口座から引き落とされたとします。
このパソコンを事業用と私用の両方で使用し、その使用の割合は事業用60%、私用40%だとした場合、仕訳は以下①②のようになるのでしょうか?
①購入についての仕訳
(借方)
開業費 54,000円
(貸方)
未払金 54,000円
②口座引き落としについての仕訳
(借方)
未払金 54,000円
事業主貸 36,000円
(貸方)
普通預金 90,000円
それとも、以下③④⑤のように、購入金額の全額を開業費として仕訳し、償却の際に事業用の割合の額を償却して私用の割合の額を事業主貸として仕訳することになるのでしょうか?
③購入についての仕訳
(借方)
開業費 90,000円
(貸方)
未払金 90,000円
④口座引き落としについての仕訳
(借方)
未払金 90,000円
(貸方)
普通預金 90,000円
⑤開業費の償却についての仕訳(※全額任意償却する場合)
(借方)
繰延資産償却 54,000円
事業主貸 36,000円
(貸方)
開業費 90,000円
税理士の回答

①購入についての仕訳
(借方)
開業費 54,000円
事業主貸 36,000円
(貸方)
未払金 90,000円
②口座引き落としについての仕訳
(借方)
未払金 90,000円
(貸方)
普通預金 90,000円
上記の仕訳が良いです。摘要欄にも、按分した旨記載ください。
素早いご回答ありがとうございます。
とても参考になりました。
本投稿は、2022年12月29日 18時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。