材料の立替の仕訳について
とんでもないミスをしてしまいました。
個人事業主として建築関係の工事をしております。
この度、過去の通帳や申告書類などを見返したところ重大なミスに気づいてしまいました。
ある時、同業の仲間から「事情があって問屋から材料を発注できなくなってしまったので代わりに発注してほしい」と頼まれました。
その時は信用していたので、「すぐ振り込んでくれるなら」と言って代わりに発注しました。
実際すぐに振り込まれたのですが、そのあとも幾度となく頼まれるようになり、払ってくれるならいいか、と軽い気持ちで代わりに発注していたところ、段々と金額も大きくなり返済も滞るようになっていき、立替金がトータルで400万ほどにもなりました。
しかし、共通の知人などもいるので逃げられるわけもなく、催促を重ねてお金ができたときに10万、30万、50万などと徐々に返済してもらい3年ほどかけてやっと完済してもらいました。(立替えた分より多くもらっています)
そしてここからが問題なのですが、昔から帳簿付けなどしてこなく、この間の確定申告の際も軽い気持ちで「材料代だから仕入れだな」と売上原価に入れてしまい、返済のお金は特に計上しませんでした。
重大なことをしてしまったと思い、悔やんでも悔やみきれませんが、実際このような場合はどのように仕訳をするのが正解なのでしょうか。
また、修正申告する場合、このような大幅な修正も可能なのでしょうか。
ご教授頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

①仕訳は、下記のようになると思われます。
・材料立替払い時
(借方)立替金 ××× (貸方)普通預金 ×××
・同業者からの振込入金時
(借方)普通預金 ××× (貸方)立替金 ×××
②可能です。
金額も大きいので、所轄の税務署の窓口に行って、上記の事情をご相談の上、修正申告されるのがよろしいかと思われます。
本投稿は、2025年02月02日 02時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。