システムの勘定科目
販売大臣クラウドをサービス利用料こみで年額パック50万で買ったのですが、資産でしょうか?経費でしょうか?毎年払うので費用でしょうか?それとこの分でメンテナンスパック(設定、クラウド移行、インスト-ル料)29万も払ったのですが、少額資産でしょうか?経費でしょうか?
税理士の回答

資産と考えます。
5年償却と考えます。
設定、クラウド移行、インスト-ル料
上記も資産になります。ので、全額が資産でしょう。

三嶋政美
「販売大臣クラウド」の年額パック50万円は、毎年支払う利用料であり、資産計上ではなく“支払時の経費処理(ソフトウェア使用料など)”が原則となります。クラウド型であれば、所有権の移転がないため無形固定資産とはなりません。
一方、29万円のメンテナンスパックについては、インストールや設定など一過性の作業に対する対価であるため、取得価額が10万円以上でも、役務提供の性質が強い限り経費処理が基本です。
ただし、内容によっては繰延資産に該当する場合もあるため、内容を精査し、契約書や明細をもとに判断するのが望ましいです。顧問税理士と確認のうえ、適切に処理されることをおすすめします。
クラウド年額パック50万円は毎年払う利用料なので、経費と思いました。メンテナンスパック29万9千円の内訳はサービスパック90000、販売大臣基本設定料 60000 クラウド移行作業 120000 端末インスト-ル36000 値引き7000
ですが、資産というのはソフトウェアかそれだと30万未満で少額資産か、繰延資産だと20万こえるので、資産にしないといけないのか、あるいは経費でいけるのかわからないので、教えてほしいです。
まず結論としては
クラウド年額パックは毎年の利用料として経費処理できる可能性が高いです。メンテナンスパックについても、その年限りで効果が終わる内容が中心のため、経費処理できると考えられます。ただし、契約内容が複数年に及ぶ場合は繰延資産として処理する必要が出てくる可能性があります。
下記が詳細な内容です。
クラウド年額パック(50万円)
・契約期間は1年ごと更新
・効果はその1年で完結
→ 毎年の経費処理で問題ないと考えられます
メンテナンスパック(29万9千円)の内訳
・サービスパック(9万円) → 利用サポート、1年で完結 → 経費
・基本設定料(6万円) → 導入初期の設定、単発 → 経費
・クラウド移行作業(12万円) → データ移行、導入時一度きり → 経費
・端末インストール(3.6万円) → 導入時の作業、単発 → 経費
繰延資産や資産計上となるケース
・契約が2年、3年など複数年にわたり利用できる場合
・支出の効果が翌期以降も継続すると契約書等で明記されている場合
→ 繰延資産として計上し、数年にわたって償却する可能性があります
まとめ
(1) クラウド年額パックは経費処理
(2) メンテナンスパックも原則は経費処理
(3) ただし契約内容が複数年に及ぶ場合は繰延資産計上の検討が必要
本投稿は、2025年08月07日 10時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。