自宅兼店舗の帳簿の付け方
一階が店舗、二階が自宅(一部事務所)として中古物件を購入しました。按分する事は分かるのですが、借入金返済の仕訳、減価償却の帳簿の付け方が分かりません。どのように仕訳すればよいか教えてください。個人飲食店経営です。
税理士の回答

中西博明
①中古物件取得価額を土地と建物ごとに分けます。
取得時仕訳 建物〇〇/ 借入金〇〇
土地〇〇 現金預金〇〇
※建物の価額は消費税から算定可
②中古物件の減価償却方法(定額法)は、「①で算出した建物の価額×償却率」で計算します。
減価償却費の仕訳 減価償却費〇〇/ 建物〇〇
事業主貸 〇〇(居住割合分)
※中古物件の取得時の耐用年数=新築時の耐用年数-経過年数+経過年数×0.2
③借入金返済に係る利息は、支払った利息を事業割合と居住部分に案分して事業部分は支払利息の科目で経費算入、居住部分は事業主貸とします。
借入金利息の仕訳 支払利息〇〇/ 現金預金〇〇
事業主貸〇〇(居住部分)
本投稿は、2019年11月27日 17時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。