商品棚卸時、実際の商品数量と在庫管理表の数量がズレた場合の対処法について
個人でインターネット物販を行っている者です。
商品の棚卸の際に、以下のようなトラブルが起こった場合、どのように対処するのがベターなのか、一般論をご教示ください。
・ケース
グーグルスプレッドシートで商品の在庫・売上・経費の管理を行い、1日1回会計ソフトに入力を行っている。
1週間に1回程度、現物の在庫数量とシート上での在庫数が合っているか、売上や経費の入力が正しく行えているかチェックを行っている。
例①
1.9月1日にAという商品100個を2万円分仕入れた(@200円)
2.会計ソフトと自身で管理しているエクセル表で在庫や売上の管理を行った
3.9月末日、1ヶ月でAは70個売れ、残り在庫数は30個になった
4.しかし、在庫表を確認すると、表では在庫残数が25個なっていた(現物の方が5個多い)
例②
1.9月1日にAという商品100個を2万円分仕入れた(@200円)
2.会計ソフトと自身で管理しているエクセル表で在庫や売上の管理を行った
3.9月末日、1ヶ月でAは70個売れ、残り在庫数は30個になった
4.しかし、在庫表を確認すると、表では在庫残数が35個なっていた(現物の方が5個少ない)
・疑問点
万が一、現物と在庫管理シート上での数量が違う、かつ、その原因がどうしても分からない場合、どのように処理すればよろしいのでしょうか?現物の方が少ない場合、多い場合それぞれご教示ください。
税理士の回答

②現物の方が少ない場合、
在庫管理上は、5個出庫したものとして処理し、摘要は実地棚卸による差額とします。
会計処理は
(借方)棚卸減耗損 ××× (貸方)商品 ×××
として処理し、
(借方)仕入 ××× (貸方)棚卸減耗損 ×××
として売上原価に振り替えます。
①現物の方が多い場合
在庫管理上は、5個入庫があったものとして取り扱い、摘要欄は実地棚卸とします。
会計処理は、教科書などにはあまり書いていないので、確かなことはいえませんが、たとえば、
(借方)商品 ××× (貸方)棚卸差額 ×××
などとして処理し、
(借方)棚卸差額 ××× (貸方)仕入 ×××
として、売上原価を調整するのが良いのではないか思われます。
本投稿は、2020年09月02日 12時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。