鉄骨造の賃貸マンションの耐用年数を教えてください。
鉄骨造の3階建ての賃貸マンション(1階部分の一部は住居用その他は賃貸)の耐用年数は34年(骨格材の肉厚が4㎜を超えるもの)で間違いないでしょうか?
また、申告書の減価償却で建物の耐用年数を間違って申告してしまった場合、どのように訂正すれば良いのでしょうか?
税理士の回答

こんにちは。
建物の耐用年数ですが、登記事項証明書ではどうなっているでしょうか。
一般的に、金属造はS造、鉄筋コンクリート造はSR造、鉄骨鉄筋コンクリート造はSRC造と呼ばれている構造が該当するようです。
SR造又はSRC造であれば耐用年数47年、S造(4mm以上)であれば耐用年数34年となりそうです。
登記事項証明書上、木造となっていれば耐用年数22年、木造モルタル造となっていれば耐用年数20年となります。
なお、自宅部分は減価償却できませんので、除く必要があります。
減価償却費を間違って申告してしまった場合、正しい減価償却費のほうが小さくなるようであれば納めるべき税額が増えることになりますから、修正申告を行います。
逆に、正しい減価償却費のほうが大きくなるようでしたら申告後5年以内なら、更正の請求により還付を受けることとなると考えられます。
以上、参考までにお願いいたします。
回答ありがとうございます。
登記事項証明書はないのでわかりませんが、現在建築から37年が経過しています。
申告書の減価償却表では41年になっているのですが、37年前は耐用年数が現在とは違ったなんてことはあったのでしょうか?
現在の耐用年数表を見ても鉄骨造で耐用年数が41年のものはないようです。

平成10年税制改正により、建物の減価償却について改正がありました。
平成9年以前に事業共用された建物は現在と減価償却方法や耐用年数に違いがあります。
ちなみに、平成9年以前は住宅用建物で金属造(4mm超)は耐用年数40年、鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造は60年とされておりました。
私の調べたところ、平成9年以前に事業共用された住宅用建物で耐用年数41年というものは見当たりませんでした。
以上、ご参考までにお願いいたします。
回答ありがとうございます。
お調べいただきましてありがとうございました。
ちょっとどうするか考えてみます。
本投稿は、2017年12月21日 00時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。