不動産賃貸に関する確定申告について
賃貸用に新築物件を建設しており、12月から募集を始めたので、令和元年12月24日を開業日にして、開業届を出しました。ただ、実際の工事等が遅く、物件の引き渡し自体は1月17日でした。昨年にかかった分費用は、経費として令和元年度に計上しようとも考えていたのですが、今年は、少しでも利益が出ると思いますので、引き渡しまでにかかった諸費用、司法書士等への報酬、銀行借り入れの利子、登録免許税、不動産取得税等は開業費といてまとめて令和2年度の申告か、償却しようと考えています。問題はないでしょうか。
昨年は、他に中古物件を購入しました。それは、令和元年2月に購入し、一階はテナント、二階は住居用として賃貸にしようと考えていました。その際に令和元年度にかかった費用として、物件購入費、リフォームローンの利子、不動産取得税、外壁工事の費用、家の中にあったゴミの撤去代、内装工事の費用等があります。ただ、今現在のリフォームは終了しておらず、賃貸としては動いていません。昨年度の利益はないので、確定申告をする必要はないと思うのですが、昨年かかっている費用を経費として計上して申告してもよいものでしょうか。今年リフォームが終わり、募集も開始した時点で、かかった費用を開業費として処理し、償却していく方が良いでしょうか。
税理士の回答

元年中の物件購入費、利子、外装工事、内装工事は建物取得費、他は開業費として2年期首残高にして償却すればいいと思います。開業後~固定資産使用前の利子は必要経費または取得費算入を選択できます。
分かりやすく教えていただき、ありがとうございました。参考にいたします。
本投稿は、2020年03月05日 23時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。