減価償却費について
賃貸物件を今年の2月に売却しました。
減価償却費が、3000万円ほど残っているのですが、2020年度の減価償却費の申告には、どのように記載すれば良いのですか?
税理士の回答

境内生
不動産所得の計算上は年間償却額のうちの2か月分だけを費用に計上し、期末帳簿残高はゼロになります。3000万円残っているというのは期末帳簿残高が3000万円であるという意味かと推測しますので3000万円からその2か月分の減価償却費を差し引いた残額が譲渡したことによる譲渡所得の計算上の取得費に該当します。したがって譲渡所得は譲渡価額-取得費-譲渡費用で計算しますのでその取得費を構成します
回答ありがとうございます。
今年の2月に売却したので、3000万円の2ヶ月分が、当期償却費となるのではないのですか?

境内生
失礼ながら3000万円とは年間の減価償却費総額を意味されているのであれば、3000万円×2月/12月が不動産所得の経費として計上する減価償却費になります。因みに年間3000万円の減価償却費を計上する賃貸物件となると10億前後の建物物件と推測されますが・・・
本投稿は、2020年09月03日 08時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。