不動産クラウドファンディングの仕訳について
お世話になります。
法人の余剰金の運用で、COMMOSUSやLENDEXといった匿名組合契約の不動産クラウドファンディングに出資しています。
仕訳について、出資金は「出資金」、配当金は「受取配当金」で問題ないでしょうか。
また基本的にそれぞれの業者でデポジット口座があるのでそれを「預け金」で処理して、配当金はそのデポジット口座に入金されたタイミングを発生日にしようと思ってます。
以上、よろしくお願いします。
税理士の回答

土師弘之
COMMOSUSもLENDEXも「不動産投資クラウドファンディング」と称していますが、実質は「融資型クラウドファンディング」(ソーシャルレンディング)です。
つまり、資金を貸し付けて利息を得るという事業形態です。
個人が出資した場合には「雑所得」(貸付金利息は「雑所得」です)として申告することになりますので、「受取配当金」ではなく「受取利息」又は「雑収入」の方が適切だと思われます。
なお、出資金は「出資金」又は「長期貸付金」で問題ないと思われます。
ご回答ありがとうございます。
個人ではなく法人でのお話になります。
その後諸々確認して、各ファンドの配当の確定日もわかるようなので、配当金の発生日はその確定日にしようと思っています。
(デポジット口座への入金が月をまたぐこともあるようなので)
まとめると以下のようにやろうかと思っています。
[出資前]
預け金 / 普通預金
[出資時]
出資金 / 預け金
[配当確定日]
未収入金 / 受取配当金
租税公課(源泉徴収)
[配当入金時]
預け金 / 未収入金
[元本償還時]
預け金 / 出資金
[引き出し時]
普通預金 / 預け金
支払手数料(出金手数料)
法人の場合でも「受取利息」or「雑収入」がいいでしょうか。

土師弘之
投資の分配金であって株式等の配当金ではないので「雑収入」か「投資収益」が妥当と思われます。
本投稿は、2024年04月26日 17時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。