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開業費の帳簿付け

今年1月からフリーランスとして開業しました。開業費等の帳簿付けで分からないところがあり相談させて頂きたいのですが、

◯2024.11.06
PC(10万円以下)、プリンター等をクレジットで購入 計12万円

◯2024.11.07
普通預金に自己資金12万円を預け入れる

◯2024.12.10
12万円(PC・プリンター代)引き落とし

◯2024.12.11
ノートをクレジットで購入 計300円

◯2025.01.01 開業日

◯2025.01.05
コピー用紙をクレジットで購入 計500

◯2025.01.10
800円(ノート・コピー用紙代)引き落とし



の場合、

2025/01/01
開業費 120.000/元入金120.000

2025/01/01
開業費 300/未払金 300

2025/01/05
消耗品 500/未払金 500

2025/01/10
未払金 800/普通預金 800

で宜しいでしょうか。長くなってしまいましたが、教えて頂けますと有難いです。宜しくお願い致します。

税理士の回答

仕訳の考え方としては、基本的に問題ありませんが、いくつか注意点があります。

まず、クレジットカードで購入した費用は、購入時点で「未払金」として計上するのが原則です。そのため、開業費を計上するのは開業日で問題ないですが、2024年11月のPC・プリンター購入時点で「開業費 / 未払金」とする方が適切です。

修正後の仕訳は以下のようになります。

2024/11/06(購入時)
開業費 120,000 / 未払金 120,000

2024/12/11(ノート購入時)
開業費 300 / 未払金 300

2025/01/05(コピー用紙購入時)
消耗品費 500 / 未払金 500

2025/01/10(クレジット引き落とし時)
未払金 800 / 普通預金 800

開業資金を普通預金に入れたのは、事業用資金の準備と考えられるため「元入金」とするのは妥当です。ただし、開業費は発生時点で計上し、支払時は未払金の処理をお忘れなく。

とても分かりやすく教えてくださり、ありがとうございます。あやふやだったのでご指摘頂きとても助かりました。その通り修正したいと思います。
また重ねてもう1つ質問なのですが、開業前に消耗品を現金で購入した場合は、

消耗品 / 元入金
の仕訳で大丈夫でしょうか。お忙しい中大変恐縮ですが、ご教示頂けますと幸いです。

開業前に購入した消耗品は「消耗品費 / 元入金」で処理すれば問題ありません。開業前の支出は、事業開始時に「元入金」として整理するのが一般的です。これは、開業資金の一部として自己資金を投入したと考えるためです。

ご回答してくださり、ありがとうございます。とても勉強になります。そのように入力したいと思います。

本投稿は、2025年02月12日 14時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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