個人事業主(フリーランス)の仕訳について
開業届および青色申告承認申請書を提出済みの個人事業主(インストラクター)です。年間売上は1,000万円未満です。
以下、複式簿記の仕訳に関して3点ご質問させていただきます。
1️⃣ Zoom等を使用したオンラインでのフィジカル指導に関する仕訳について
オンラインにて1時間5,000円のフィジカル指導を行い、クライアントから指定の銀行口座へ報酬が振り込まれた場合、仕訳は以下のようにすればよいでしょうか?
借方)普通預金 5,000円
貸方)売上 5,000円
また、振込の際に源泉所得税が差し引かれて入金される場合は、どのように仕訳を行えばよいでしょうか?(たとえば10.21%が引かれるケースなど)
2️⃣ 現金でセミナー代を受け取った場合の仕訳について
自身でオンラインまたは対面形式のセミナーを開催し、参加者から現金で参加費を受け取った場合、複式簿記における仕訳は以下のようにすればよいでしょうか?
借方)現金 〇〇円
貸方)売上 〇〇円
この認識で正しいかご確認をお願いしたいです。
3️⃣ 居住用賃貸での経費按分について
現在は居住用の賃貸物件に住んでおりますが、開業届の納税地は実家(事業所住所も実家)としています。
ただし、実際の作業(オンラインセミナー資料の作成、SNS発信内容など)は現在の賃貸物件内で行うことが多いです。
このような場合、賃貸物件で使用している光熱費や通信費の一部を、事業用として按分し経費計上することは可能でしょうか?
税理士の回答

①
・サービス提供時
(借方)売掛金 5,000 (貸方)売上高 5,000
・振込入金時
(借方)普通預金 5,000 (貸方)売掛金 5,000
が正しい処理になると思われます。
源泉税が引かれる場合は
(借方)普通預金 4,490 (貸方)売掛金 5,000
(借方)源泉税 510
などとなります。源泉税は資産科目となります。
②おっしゃる通りで問題ないと思います。
③可能だと思います。
そこで実際に仕事をされているとのことだからです。
ご丁寧な対応並びに説明ありがとうございます!
とても分かりやすく、参考になりました!
付随した内容になりますが、自宅兼事務所が賃貸物件の場合は、PCなどの使用している部屋の面積に対し、家全体の面積で計算すると思います。
私のような副業で週2日のみ(平均5-6時間)資料作成などに使用している場合の按分はどういった計算になりますでしょうか?

特に明確な決まりはありません。
合理的で説明可能な基準で、家賃を按分することになります。
使用している時間が少なければ、面積割合に、使用日数の割合をかけるなどの方法が考えられます。
ご返答ありがとうございます!
参考にさせていただきます!
本投稿は、2025年03月21日 23時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。