税理士ドットコム - [勘定科目]プライベート口座から事業口座へ移行する場合の経理 - 一見しましたところ、全く問題は無いと思われます...
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プライベート口座から事業口座へ移行する場合の経理

普段は、業務委託でトレーナー業務を行っている青色申告の個人事業主です。
下記の内容につき、税理士の先生にご相談させていただきたく投稿いたしました。

現在はプライベートの銀行口座・クレジットカードを使用しておりますが、2026年1月から、これらを事業用として使用する(または事業用として明確に区分して運用する)予定です。

そこで、以下2点についてご質問がございます。

―――――――――――――――――――
【ご質問①】
2026年1月からプライベートの銀行口座・クレジットカードを事業用として使用開始する場合の仕訳について

この場合の仕訳(勘定科目の選択や記帳方法)は、以下の認識で問題ないでしょうか。

<例>
借方:普通預金(事業用) 300,000円
貸方:事業主借      300,000円
摘要:自己資金入金(振込手数料は個人負担)

上記のような処理で差し支えないか、
もし不適切な点がある場合には、正しい仕訳方法や、実務上望ましい処理方法をご教示いただけますと幸いです。

―――――――――――――――――――
【ご質問②】
生活費としての資金移動を行う場合の仕訳について

2025年度は、プライベート口座から個人事業の売上に対して、生活費(事業主貸)としての引き出し等は一切行っておりません。
今後、生活費として事業用口座から資金を移動する場合、以下の仕訳で問題ないでしょうか。

① 事業用口座から「プライベート口座」または「現金」として生活資金を引き出した場合

借方:事業主貸 50,000円
貸方:普通預金 50,000円
摘要:生活費引出

② 事業用口座から「プライベート口座」または「現金」へ生活資金を送金・引き落とす際に発生した手数料

借方:事業主貸 200円
貸方:普通預金 200円
摘要:生活費振替手数料

上記のような仕訳で税務上問題がないか、
また、より適切・簡便な実務処理の方法があれば、併せて教えていただけますと大変助かります。

お忙しいところ恐れ入りますが、
ご回答のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

税理士の回答

 一見しましたところ、全く問題は無いと思われます。
 今後は残高の一致作業が大変ですね。銀行口座と完全同期できる会計ソフトなどもありますから、それらを活用して、残高が合うように頑張ってくださいね。

ご返信ありがとうございます!
承知いたしました。

資金移動する際の確認になりますが、プライベート口座で対応した経費を除いた売上分を新たな事業用口座に移行する認識で問題はないでしょうか?

 売上を、絶対的に事業用口座に移動させる必要は無いんですよ。
 事業用口座は、あくまでも事業用の作業用ですから、これまでの売上をあえて入れる必要はありません。当面の事業用資金として入れたいのであれば、単純に
 預金  /  事業主借
で終わりです。
分かりやすいから事業用を使うだけですからね。

分かりやすい説明ありがとうございます!
参考になりました!

 参考になって良かったです。よろしくお願いいたします。

本投稿は、2025年12月04日 07時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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