法人の生命保険料の勘定科目
法人で被保険者を個人とした定期型生命保険を契約しました。
保険料を6割部分、前払保険料を4割部分とする経理処理だといわれたのですが
freee上で、保険料6割部分/長期前払費用4割部分とそれぞれ勘定科目を設定すればよいのでしょうか。
税理士の回答
三嶋政美
会計処理の考え方自体はその理解で問題ありませんが、勘定科目の使い分けには注意が必要です。
定期型生命保険で、いわゆる「保険料損金算入ルール」に基づき
・6割相当額:当期の保険料(損金)
・4割相当額:前払部分として資産計上
する処理は一般的です。
この場合、freee上では
(借方)保険料 6割
(借方)前払保険料(または長期前払費用) 4割
(貸方)普通預金 全額
という形で1本の仕訳として登録するのが基本となります。
なお、当該4割部分は短期で取り崩す性質であれば「前払保険料」、1年超にわたり費用化する場合は「長期前払費用」とします。契約期間・経理方針と整合しているかを必ず確認してください。
freeeでは勘定科目を事前に設定すれば、仕訳自体は問題なく対応可能です。
ご回答ありがとうございます。
ちなみに、前払保険料という科目がfreee上にはないので、作成をする場合、
貸借対照表上は資産>固定資産>投資その他の資産の部分に表示されるようにしたら良いでしょうか?
本投稿は、2025年12月04日 14時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







