Amazon定期おトク便で割引された金額の仕分けについて
お世話になります。
MFクラウドを利用しており、連携サービスで銀行口座の情報が入力されるようになっております。
Amazon定期おトク便で2か月に1回纏めて商品が届くように設定しているのですが、購入した商品は商品名と共にマイナスが付いた金額、割引された金額はマイナス無しで表示されております。
商品は事業主貸で補助科目名にネット通販として処理しておりますが、「割引」に関しての勘定科目をどの様に振り分ければよいかわかりません。
何を選べばよいかご協力をお願い致します。
税理士の回答

こんにちは。
仕訳の観点から回答させていただきます。
①(商品購入時:仕入時)
仕入(又は消耗品費等)xxx/買掛金xxx
②(値引き時)
買掛金xxx/仕入(又は消耗品費等)xxx
③(決済時)
買掛金xxx/現金預金xxx
一般的には以上のようになります。
なお、事業主貸はプライベートのものを会社のお金で買った場合などに利用します。
したがって、売り物を仕入れた場合は通常「仕入」勘定を利用します。
モノを仕入れてから支払までに期間がある場合は売り物の場合は「買掛金」勘定を、消耗品等の場合は「未払金」勘定を利用します。
この点、商品が届いた時点で預金から引き落とされないのであれば、値引き前の金額で上記①の仕訳を切っておき、値引きが確定した時点で②の仕訳を、口座引き落としがあった時点で③の仕訳を切ればいいと思います。
たとえば、値引きされて決済というように、②③が同時に起こったとしても、同日に別々に仕訳を入力することでクリアになるかと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
田畑税理士様
早速のお返事ありがとうございます!
言葉足らずで申し訳ないのですが、購入したものはプライベートのものになり、クラウドサーバーに表示されている銀行のお金のやりとりは対象外で簡単に外しちゃ駄目だという記事を見た為、事業主貸を使用しておりました。
そうなってくると、回答頂いた内容の「仕入れ」部分を「事業主貸」に変える方法とはまた違ってくることになりますか?
度々で申し訳ございませんが、お手すきの際にでもご指導をお願い致します。

プライベートのものを連動口座から買った場合は確かに事業主貸を使用します。
(購入時)
事業主貸xxx/未払金xxx…①モノが届いた時点
(値引き時)
未払金xxx/事業主貸xxx…②値引きが判明した時点
(決済時)
未払金xxx/現金預金xxx…③口座引き落としされた時点
仕訳例で示せば上記のようになります。
仮に①②③が同時であったとしても分けて記帳することで結果は同じですので、大丈夫です。
なお、可能であれば事業用とプライベートの口座やカードは分けておくことをおすすめいたします。
口座連動機能などの自動仕訳生成は便利かと思いますが、ケースに応じてマニュアル入力も行うとより精度の高い記帳ができると思います。
田畑税理士様
大変分かりやすい説明ありがとうございました!
今後は口座を分けて使いたいと思います。
本当にありがとうございました!
本投稿は、2018年06月05日 11時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。