システムトラブルに伴う顧客発生費用の扱いについて
情報系の会社ですが、先般提供したシステムに障害発生し、それに起因してお客様に経費が発生しました。 残業代、支店への出張費用 などです。 お客様からこれらの経費の発生は当社に責任があるのだから、これら費用の内訳とともに請求書が送付されて来ました。 会社としては支払予定ですが、経理上どの科目に仕訳してよいかご教示いただきたく問い合わせました。 なお、IFRS基準です。 よろしくお願いします
税理士の回答

利用している科目の中で適切なものに当て嵌めればよいですね。
税務的な論点では無く、会計上、監査人の方が違和感を抱かない科目での処理が良いでしょう。面倒であれば、雑費。
回答ありがとうございます プロジェクト原価、損金、雑費だと雑費が最も適当でしょうか よろしくお願いします

原価に入れるのが自然でしょうか。ただ、納品後に追加原価が発生したことになりますね。納品後に追加原価が生じた際の取り扱い科目は通常、何を利用されていますか。それに合わせるのが無難です。
損金、という科目は斬新ですね。タクソノミ―に無いでしょうに。オリジナルでしょうか。
すみません 損金は誤りでした 納品後の追加原価の科目は、あくまで原価です 通常、納品後に瑕疵が発見され、製品の修理に伴い発生する社内工数、外注費用を計上しています 一方、今回はお客様で発生した費用の請求となりますので、製品原価に算入してよいものかと思いました 一方で損賠賠償金は雑損失と扱うものと認識していますが、こちらに近いのかとも思いました 選択は原価または雑損失となるものと思いますが、どちらが違和感がないか、あるいはどちらでも問題ないのか。。。 申し訳ありません、ご教示お願いいたします

額次第でしょうか。会計士の方であれば、それがその後の巨額の損害賠償に繋がらなければ通常通りの科目で気にされないでしょう。
他方、社内において、そういった不具合対応について意識の高い監査役、他、この科目で管理し、注意喚起の材料とするといった方針があればそれらの科目にてしないと社内的に問題が生じるでしょう。
改善の種になりますから。性質的に貴社内でどう位置付けるか、位置付けが出来ない場合はどの科目で処理するか、といった決め事の問題かと存じます。
回答ありがとうございました 考え方を理解できました あらためて経緯を示すと以下のとおりです ①私の立場は当社の顧問です ②現場から経理に顧客からの請求書が渡されました。内容は残業代、出張代などです ③経理は原価で処理すると判断しました ④わたしは原価ではなく、損害賠償あるいはクレームに近い内容だから雑損失とすべきと考えました。要はより適当な科目という考えからです 回答で考え方が理解できましたので社内で検討します ありがとうございました

経常的な費用ではないため、原価ではなく、雑損失、特別損失の計上が妥当と思います。
回答ありがとうございます わたしもそう思うのですが、経理が原価での処理を主張しておりました 色々ネットで検索したのですが、今回のような顧客請求に対してどの科目で処理するのが適当かありませんでした やはり損失での処理が妥当と考えました ありがとうございました

特別損失はあり得ませんね。IFRS会計を適用されているという前提ですから。
本投稿は、2018年07月10日 11時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。