勘定項目について
勘定項目についてお伺いします。個人事業です。
リフォーム業者に逃げられました。その親族より賠償金の返金があります。
税務署に伺うと返金と相殺して固定資産にしなくてよいとの回答でした。
この処理は「前払金/預金 雑損失/前払金」で、返金は「雑収入」でよろしいのでしょうか。
返金の総額は支払った金額以上ですが、現状未確定です(1千万円位)。
未確定というのは、やや経緯が複雑な為割愛させていただきます。2パターンの金額の場合があります(という合意書で合意済です)また一部まとまった金額に残金分割となります。
関係ないかもしれませんが、年をまたぐので「仮~」はまた違うものでしょうか。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

税務署から、返金と相殺して、固定資産にしなくてよいという回答をいただいているとのことですので、文面から判断する限りで、以下のようになるのではないかと考えます。
①支払い時
(借方)仮払金 ××× (貸方)普通預金 ×××
②1回目の返金時
(借方)普通預金 ××× (貸方)仮払金 ×××
このように支払金額と返金額を相殺し、仮払金を償却していきます。こちらが税務署の指示した処理になります。
③その後の返金時
(借方)普通預金 ××× (貸方)仮払金 ×××
雑収入 ×××
仮払金がなくなった時点で雑収入とします。雑収入の内容は、損害賠償金となります。
④仮払金がなくなった後の入金時
(借方)普通預金 ××× (貸方)雑収入 ×××
雑収入の内容は損害賠償金となります。
前払金は商品を仕入れるときの手付金に用いる勘定であり、今回はそのケースにあたらないので、「仮払金」が適切です。仮払金は期末に残っていても問題ありません。
迅速なご回答ありがとうございました。前払金、仮払金、建設仮勘定とで悩んでおりました。仮は末期に残っては好ましくないのかと思い、前払金と思い込んでいました。①②③④と大変解りやすくご回答いただきありがとうございます。すっきりとしました。大変ありがとうございました。
本投稿は、2019年11月04日 06時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。