トイレの改修と造園撤去等の経理科目について
今年度、会社のトイレ(男子小便器)を全て新しくする工事と、造園を張り壊し、駐車場を拡張する工事を行うこととなりました。
そこで経理処理について迷っております。
➀男子小便器の取り替えについて。
小便器がだいぶ老朽化しており、新しいものに取り換えるようなのです。
その際に配管を今のままでは新しい物には対応しておらず、床配管から壁配管へと変える工事も行うということでした。(工事、小便器〔10基ほど〕購入300万円ほど)
上司は老朽化したものを新しい物に取り換え、それに伴う工事のため修繕費で処理したいようですが、私は工事を伴うことと額から資産価値の増加ではないかを考えています。
上記のような場合でも修繕費での処理は可能でしょうか。
②造園の撤去及び駐車場の拡張について。
造園(構築物で固定資産)を撤去し、駐車場を拡張する工事を行います。
駐車場は本来ならば構築物で固定資産計上すべきだと思いますが、現在ある駐車場は構築物での計上は無く、取得も随分古く当時の処理がいまいちわかりません。もしかしたら土地の取得に計上しているのかと思っています。
(借)減価償却累計額 (貸)造園
(借)駐車場 (貸)現金
駐車場の拡張分を別に構築物で計上するのは違和感があります。
土地の資産価値の増加というのも、駐車場は耐用年数15年とあるので、減価償却しない土地に含めるのも違うのではないかと思います。
どのくらいの費用になるかわかっていませんが、そんなに高額ではないのではないかと思います。
(借)減価償却累計額 (貸)造園
(借)固定資産廃棄損※造園撤去に関するものだけ
(借)修繕費※駐車場拡張に関するものだけ (貸)現金
という処理ではやはりおかしいでしょうか。
お知恵をお貸しいただけるとありがたいです。長文になってしまい申し訳ございません。
よろしくお願いします。
税理士の回答

①文面を読む限りでは、修繕費として処理するのは難しいものと思われます。
②造園を撤去して駐車場を拡張するに当たり、コンクリート舗装を施すなどの工事をしたということであれば、価値の増加が認めらるので、修繕費として処理するのは難しく、構築物として固定資産に計上するのが適切であるものと思われます。
ご回答ありがとうございます。
駐車場を拡張するのはやはり固定資産の計上が正しいということですね。
その際に今まで駐車場単独での固定資産計上を行っていないのですが、(何十年も前の事なので正しくは分かりませんが、建物に駐車場舗装の金額が入っているのでは無いかということです)
今回の拡張分のみを固定資産計上で宜しいのでしょうか?

何十年も前のことはもうわからないと思いいますので、今回の拡張分のみ、別途、固定資産として計上するのが適切かと思われます。
唐澤先生
今回はご丁寧な回答をありがとうございました。
どちらも固定資産の計上ということで再度上司に提案してみたいと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2019年11月18日 17時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。