せどり 家事消費について
副業でせどりを行っています。
仕入れた洋服を自分のプライベート用として使っていきたい場合、
家事消費(自家消費)として計上すると知りました。
販売価格の設定は日々上げたり下げたりしているし、定価で購入していないので
計上する価格がわかりません。
仕入れた価格を計上しても大丈夫なのですか?
またその際の仕訳も教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
結論から申し上げますと、常に「仕入価格」で計上してよいわけではございません。
所得税法のルールでは、家事消費をした場合は以下の①と②のうち、金額が大きい方を売上として計上する必要があります。
①商品の仕入金額
②通常の販売価格の70%
たとえば、仕入価格が3,000円、通常の販売価格が5,000円の洋服の場合:
①仕入金額 = 3,000円
②通常の販売価格の70%(5,000円×0.7) = 3,500円
この場合、金額が大きい「3,500円」を計上します。もし仕入価格が4,000円だった場合は、①の方が大きくなるため仕入価格(4,000円)で計上して問題ありません。
<通常の販売価格の決め方>
日々価格を変動させているとのことですが、「もし今お客様に売るとしたらいくらになるか(直近の平均的な販売価格や、自分用にする直前の出品価格)等」を基準として計算してください。
<家事消費の仕訳方法>
上記の「3,500円」を計上する場合、以下のように仕訳を行います。
(借方)事業主貸 3,500 / (貸方)売上 3,500
*摘要欄に「家事消費」や「自家消費」と記載しておくと、後から帳簿を見た際に分かりやすくなります。
*家事消費の部分も収益(売上)として計上しないとプライペードの仕入だけ経費に出来てしまい整合性が取れないためです。
*貸方の勘定科目は「売上」のほか、「家事消費等(収益勘定)」という専用の科目を使っても構いません。
税務調査などで後から説明ができるように、「なぜその販売価格を設定したか」のメモやスクリーンショットなどを残しておくとより安心かと存じます。
以上となります。
今回の一連のお取引のご参考になりましたら幸いです。
本投稿は、2026年05月11日 17時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







