外貨預金への入金が複数回ある場合の為替差損益の計算方法について
法人が外貨預金口座へ複数回の入金を行い、その一部を円に交換して出金した場合、出金時の為替レートをどう決めて、為替差損益を出せばよいのでしょうか?
例えば、A法人が外貨預金口座に
4月1日に為替レート1ドル=100円で、100ドル(10,000円)預入
5月1日に1ドル=115円で、100ドル(11,500円)預入
6月1日に1ドル=110円で、70ドル(7,700円)を普通預金口座に払出
といった場合、6月1日払出時の為替差損益はどう計算するのでしょうか。
為替レートを求めるのに総平均法を使う、先入先出法を使う等、法的に決められているのでしょうか?
ご教示賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

中島吉央
総平均法に準ずる方法
国税不服審判所HP「平成28年6月2日裁決(裁事103集)」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm
本投稿は、2020年02月26日 19時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。