大学生の副業について
大学生の年間20万円以下の副業について
・所得税の申告は必要ないが、住民税の申告は必要だと聞いたためどのような手続きが必要か
・アルバイト収入が103万円を超えると親の税金が高くなるが、子が副業で利益を得ている場合は親の税金に関係するか
現在大学四年でアルバイトはグループホームの夜勤をしております。こちらの収入は扶養内で済むよう103万円以下で調整していますが、就職先地への引越し費用を稼ぐため先月からフードデリバリーの副業をしております。
「副業の収入が20万円以下であれば確定申告が不要」という薄い知識を得て103万＋20万まで稼げると思い副業を始めました。しかし、フードデリバリーと並行してポスティングも始めようと思い、副業について改めて調べたところ住民税の申告は必要であることを知りました。
そこで、すでに先月から副業を始めてしまったため、住民税申告にあたりどのように手続きが必要なのかを教えていただきたく思います。
また、子が副業収入を得る事は親の特定扶養控除？に関係するのでしょうか。
税理士の回答
出澤信男
①給与所得者(年末調整をする人)は、副業の所得が20万円を超えると、確定申告が必要になります。20万円以下であれば、確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要になります。住民税の申告は、お住まいの市区町村の住民税課で行います。源泉徴収票と副業についての収入金額、経費の合計額(帳簿)が必要になります。
②扶養の判定は、以下の様に合計所得金額が48万円以下であれば、親の扶養内になり、確定申告は不要になります。48万円を超えると、親の扶養から外れ、確定申告が必要になります。親の税負担は増えます。
1.給与所得
収入金額-給与所得控除額55万円=給与所得金額
2.雑所得(副業)
収入金額-経費=雑所得金額
3.1+2=合計所得金額
本投稿は、2023年07月29日 12時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。
