ふるさと納税の金額について
アルバイトで年119万円(手取り)、個人事業で売上が400万円・経費が90万円ほどあります。
社会保険料等の支払総額は不明です。おそらく
独身で住宅借入金等特別控除などを受けていない場合、どれくらいふるさと納税すると得するのか知りたいです。
関係ないかもしれませんが、医療費控除などもなく、青色申告です。
税理士の回答

辻本悠真
ふるさと納税について、実質負担2000円の枠の計算は以下の通りです。
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所得税の課税所得 ふるさと納税上限の計算式
①195万以下 所得割額×23.558%+2,000円
②195万超~330万以下 所得割額×25.065%+2,000円
③330万超~695万以下 所得割額×28.743%+2,000円
④695万超~900万以下 所得割額×30.067%+2,000円
⑤900万超からは今回は省略
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確定申告をされているとの事で課税所得金額の水準はご存知だと思います。
売上・経費等の規模を拝見する限り、所得税課税所得は200-300万円程度と推測しております。
仮に所得税の課税所得が200万の場合は、上記の②に当てはまり、住民税の所得割額×25.065%+2,000円がふるさと納税の上限額(実質負担2,000円の範囲)となると考えます。
住民税の所得割額は住民税の課税所得×10%で計算できます。住民税と所得税の課税所得は厳密には一致しませんが、ほぼ同等の数値になります。
従い、住民税の課税所得も200万で仮に計算すると、
200万円×10%×25.065%+2,000円=52,070円
となります。この場合、52,070円までならふるさと納税できる計算になると考えます。
以上、何卒宜しくお願い致します。
本投稿は、2025年04月11日 11時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。