住宅ローン控除、ふるさと納税、医療費控除併用の場合の住民税について。
一昨年の4月に住宅を購入し、住宅ローン控除を受けています。ふるさと納税も8万円分程しました。医療費控除もあり、確定申告しました。
昨年の6月の住民税決定通知書で、市民税、県民税、ともに0円でした。
昨年もほぼ同じ程度の額のふるさと納税をし、医療費控除もあったので確定申告しました。
今年の6月の住民税決定通知書で、月々18000円程の税金になっていました。
家族構成も変わらない、収入もほぼ同じ位なのに、何故このような大きな差があるのか分かりません。ふるさと納税の申告ができていないなど、何かミスがあったのでしょうか?
前年の住民税が0円になったのも不思議ですが…
また、夫は住宅ローン控除で税金を支払っていないので医療費の還付はなく、私で申告するべきだったと思っています。申告を私でやり直すことはできますか?
夫:年収860万円
妻:年収200万円
子:現在21歳
子:現在18歳
税理士の回答

花澤洋
まず、住民税の件ですが、確定申告をしたということなので、ワンストップ制度は使っていない前提でご説明いたします。
条件が変わらないのに、住民税額に変動があったという場合、一つ心当たりがあります。
確定申告書の第二表の下段の「住民税・事業税に関する事項」の欄に適正に記入されていない場合、自治体によっては、所得税の寄付金控除に記載があっても、ふるさと納税の効果を住民税に反映させないことがあります。
一度、今年の確定申告書を、確認してみてください。
修正方法は、自治体の住民税課に相談されるとよいかと思います。
それでも、わからない場合は、やはり自治体の住民税課にご相談いただいた方がよろしいかと思います。
医療費控除の件ですが、医療費控除は負担した者の所得から差し引くというが、法律上の原則なので、税金が返してもらえないからという理由では、受け付けてもらえないと思います。
ただ、現場の判断もありますので、一度管轄の税務署にご相談いただいたら
いかがでしょうか?
説明の仕方にもよるかと思いますが、受け付けてもらった事例も経験しております。
この場合、ご主人は修正申告、奥様は言語申告を行うことになります。
ご回答ありがとうございました。一度相談に行ってみようと思います。
本投稿は、2019年07月15日 08時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。