住宅ローン控除を受けている場合の医療費控除の住民税の減税について教えてください!
不妊治療や出産費用で医療費が高額になったため、2017年から3年分の確定申告を行おうと思っています。
主人:会社員
妻:会社員(2019年〜現在育休中)
2016年から住宅ローン控除を受け、年末調整で源泉徴収額は0円になっています。
所得税の還付がない為そのままにしていたのですが、住民税の減税や還付があると聞き申告したいです。
保険などを引いた医療費が、少ない年で23万円、多い年で170万ほどでした。
年収は主人が450万・私が330万ほどです。
ただし、私は育休中のため2019年は150万ほどの年収になっており、さらに主人の配偶者特別控除にて育休中のみ扶養に入っています。
この場合、主人と私のどちらが確定申告を行うのがより節税になるのでしょうか?
また、医療費控除額の10%が住民税から引かれると調べたのですが、例えば医療費控除額が170万の場合17万が住民税からひかれるという認識なのでしょうか?
お忙しい中、お手数ですが
教えていただけると大変助かります。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

中西博明
お二人とも源泉徴収税額は0ということですので、所得税は医療費控除のメリットは享受できませんが、住民税について納税されておれば、医療費控除を申告するメリットはあります。
住民税は、税率は10%ですので、お二人とも住民税を納税しておればどちらで控除しても同じですが、所得が200万円未満の方は医療費控除の足切り(10万円又は所得の5%)が少なくなりまなり、その分控除額が増えることになります。
したがって、お二人の住民税納税額と医療費控除の足切り額を勘案して決めてください。
本投稿は、2020年06月23日 00時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。