扶養を外れるメリット
現在大学生で扶養内で働いています。
新しいバイトの時給が高く扶養ギリギリまで働いていても暇な時間が多いため、扶養を抜けたいと思っています。
親に増える大体の税額と、私自身はいくらまで稼いだら1番得か教えて欲しいです。
税理士の回答

出澤信男
相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が以下の様に増えます。
1.所得税 特定扶養控除額63万円x10%=63,000円
親の収入が分からないため所得税の税率を10%にします。
2.住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
なお、相談者様の場合は、年収が130万円以下であれば勤労学生控除を受けられます。所得税は非課税になり、住民税は年収124万円までは住民税の所得割は非課税になります。住民税の均等割(5,000円)は年収が100万円を超えると課税になります。年収を124万円までにするのが良いと思われます。
本投稿は、2023年06月17日 09時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。