不動産による収入について
現在 国立大学法人職員で年収700万程度です。築6年の分譲マンションを所有していますが、家族都合で引越し、賃貸マンションに住むことになり、所有している分譲マンションを貸し出すことになります。
家賃収入を含めると概算で1030万程になってしまいます。その場合、税率が33%になってしまうのでしょうか。
マンションのローンもあり、賃貸マンションの家賃を払いながら税率が10%以上上がってしまうとマイナスになります。
何かよい節税対策はありますでしょうか。
税理士の回答

出澤信男
給与収入が700万円、不動産収入が330万円の場合、合計所得金額は以下の様になります。
1.給与所得
収入金額700万円-給与所得控除額190万円=給与所得金額510万円
2.不動産所得
収入金額330万円-経費0=不動産所得金額330万円
経費は分からないため0とします。
3.1+2=合計所得金額840万円
4.840万円-基礎控除額38万円=課税所得金額802万円
所得控除(配偶者控除、扶養控除、社会保険料控除など)は他にもあると思いますが、ここでは基礎控除額38万円だけで計算します。
5.802万円x23%-636,000円=1,208,600円
6.課税所得金額は、他の所得控除、不動産経費を考慮すれば695万円以下(税率20%)になると思われます。
なお、不動産所得については、青色での申告を考えられてもよいと思います。事業的規模でない場合の青色申告控除額は10万円になります。
基本的な知識もなく申し訳ありません。
とても詳しくありがとうございました。
本投稿は、2019年09月16日 21時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。