棚卸資産の評価方法について
法人でネットショップにて事務用品の仕入れ、販売をしています。
期末に棚卸する際の在庫評価についてお尋ね致します。
最終仕入れ原価法で棚卸資産を計算しています。
下記のような仕入れの場合、どのような計算で在庫金額を計算すればよいでしょうか?
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・インクカートリッジを単価2000円で500個 仕入れ
・期末に同一商品を単価500円で2個 仕入れ
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最終仕入れ原価法で計算すると期末の仕入れ単価が安く、仕入れ点数も少ないので実際の仕入れ金額と大きく違ってしまします。
正しい棚卸資産の計算方法のご意見をいただけましたらありがたいです。
よろしくお願いします。
税理士の回答
ご回答致します。
税務署へ在庫評価方法にについて届出を行っていなければ、税務上の在庫評価は最終仕入原価法となります。そのため、ご記載例のように実態とかけ離れてしまっても在庫評価は最終仕入原価で評価することとなります。
もしご記載例で実態に即した在庫評価方法を採用しようとした場合、移動平均法等が考えられますが、これらの評価方法を採用するには税務署へ届出する必要がございます。
どうぞ宜しくお願い致します。
大木先生、ご回答いただきありがとうございます。
とても参考になりました。
本投稿は、2021年08月01日 17時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。