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業者から借りる機器の消費税の取り扱いについて

6月から業務のために業者から機器(コンピュータ及びラックなど関連機器)を有償で5年間の予定で借りることになるのですが、この契約がリース契約であれば消費税改定後も現在の税率のままで、賃貸借契約ならば消費税改定後は改定後の消費税を適用することになると思います。
この契約がリース契約になるのか賃貸借契約なるのか具体的な基準が今一つ理解できません。具体的にご教授願えると助かります。
よろしくお願いいたします。

税理士の回答

①貸主が元々管理している物件かどうか
賃貸借契約では管理会社が所有、または管理している物件の中から選んで借りるのに対して、リース契約では貸主が決めた物件をリース会社が新たに購入・取得して賃貸します。

②契約期間の長さ
リース契約の方が比較的長期の契約期間を前提としていて、対象物の耐用年数の70%以上で設定することになっています(パソコンは2年以上)。

一方、賃貸借契約は物件の賃貸でも2年契約が一般的です。

③修繕や、維持、保守などの管理責任がどちらにあるか
賃貸借契約の場合は一般的に貸主が修繕や維持管理の責任を負いますが、リース契約では借主に責任が帰属します。

④契約期間中の中途解約ができるかどうか
賃貸借契約は一定の解約予告期間を経て解約することが可能ですが、リース契約の場合は原則として中途解約はできません。

解約する場合には残リース料や違約金を一括で支払う必要があります。

質問の内容を拝見するとリース契約と思われますが、
契約書にどちらか書いてあると思います。

休日にもかかわらずご丁寧な回答をいただきありがとうございました<(_ _)>

本投稿は、2019年06月01日 09時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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