海外在住で仮想通貨の税金はどのようになるのか。
大きく分けて2点の質問になります。
① 2019年の年末あたりに購入した仮想通貨を、一度も現金化していないのですが2021年のどこかのタイミングで現金化した場合、税金はかかりますでしょうか。
ただし、私は日本の住民票を抜いており、2021年は日本への帰国が予定されておりません。
使用している取引所は日本のビットフライヤーで、登録時の住所は日本になります。
日本での収入がない+住民票も抜いているため、脱税にならないか、確定申告が必要なのかが気になっています。
② 現金化せず、仮想通貨として保持している場合は課税対象にならないと思いますが、下記の場合はどのようになりますでしょうか。
50万円でコインを購入→コインの値段が上昇し100万円の価値になった。
50万円以下のコインのみ現金化、残りはコインとして保持。
A:現金化した時点で50万の利益分、税金がかかる。
B:残りのコインを売却した時点で50万の利益分、税金がかかる。
過去の相談読みましたが、2017年の回答など情報が古いものが多かったので質問させていただきました。
よろしくお願いします。
税理士の回答

土師弘之
①について
日本での非居住者の場合、日本国内で発生した所得のみ課税対象になります。
居住国で課税されますので、日本での申告は不要となります。
②について、
居住国の税制を見てみないとわかりませんが、基本的に、売却(交換)した部分のみ利益が実現することになります。したがって、50万円相当のコインのうち、売却した(例えば10万円相当)のコインを以って実現した利益のみが課税対象になります。
本投稿は、2021年06月17日 14時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。