海外永住者の日本の取引所を通した仮想通貨利益確定分の税申告について
近いうちにアメリカに引っ越す予定がある者です。駐在や留学など短期ではなく、永住の予定です(アメリカ市民権を取る予定はなく、日本国籍をずっと保持する予定です)。
渡米後日本での収入はなくなり、アメリカでの収入、アメリカでの税申告のみとなります。
これまで日本の仮想通貨取引所を通して仮想通貨への投資を行なっており、基本的に売ることはせず、買ってはハードウェアウォレットへ移して保管していました。渡米前に現在保有している分を売却することは考えていないのですが、渡米後持っている仮想通貨を売って利益が出た場合、それ以外で一切税金の申告がない場合は雑所得単体で税金の申告をしますか?
それとも海外に在住中日本の口座や取引所を通して発生した利益に対しての税申告には、何か別の申請方法などがありますか?
もし日本で申告が必要な場合、現在設定されている利益分に対する税率と同じかどうかも含めてご教授いただけたらと思います。
税理士の回答

土師弘之
仮想通貨を他の通貨に交換した場合に為替差損益が生じますが、為替差益は「雑所得」に該当します。この雑所得は発生時の居住地(国)ので課税となりますので、アメリカでの申告・納税の対象となります。
仮想通貨取引所が日本の業者であるかどうかは関係ありません。
本投稿は、2021年08月30日 11時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。